ゆるまる〜ゆるっとまるっと〜

好きって気持ちでいっぱいです。

でも愛はまだ、残っているよ。

ここ最近思ったことを書きます。どうか、最後まで読んで頂けると幸いです。

 

 

…………

 

今から遡ること十数年前、まだ幼かった私は、伊勢海老を踏んづけて「靴が汚れた」と苛立つお坊ちゃま男子高校生に出会いました。かの有名な道明寺司です。

まだ " 好き " という感情がどういったものなのかもよく分かっていないくらい、未熟で、幼稚だった私でも、道明寺司の顔の良さだけは十二分に伝わっていました。甘いキスシーンも、ちょっぴり笑えるシーンも、痛いくらいに真っ直ぐな花沢類とのやり取りも、あの頃の私には何一つ理解出来ていませんでしたが、ただひとつ、道明寺司が信じられないほどかっこいい、という事だけは分かっていました。

あの頃の私の世界を、一気に色めき立たせたのは「お前、俺に惚れてんだろ」と言った彼でした。

間違いなく、貴方に惚れた瞬間でした。

 

それからリターンズ、ファイナルと過ぎて、私はようやく道明寺司から松本潤の存在を知りました。これが私とジャニーズとの出会いです。歌って踊って、ステージ上で輝くアイドルという存在も初めて知りました。とんでもなく大きい地方の壁に囲まれながらも、粛々と、自分の楽しめる範囲で、潤くんへの愛を募らせていました。

 

間違いなく、貴方が私の世界の全てでした。

 

潤くんが見せてくれる世界は、私が普段見ている世界よりもずっとずっと広くて、ずっとずっと輝いていて、ずっとずっと楽しくて、素敵で、愛と幸せに溢れていて、まさに夢のような世界でした。

毎分毎秒、何をしてても潤くんの事が頭をよぎって、毎分毎秒、" 好き " という気持ちが強くなっていきました。

 

" 好き "が抑えられなくなったある日、私はTwitterを始めました。潤くんの事をありったけ " 好き " と呟けるコミュニティとの出会いでした。Twitterは私に様々な事を教えてくれました。私が知らなかった潤くんも、私が見られなかった潤くんも、私が知りたくなかった潤くんも。色々ありましたが、見える世界が一気に広がって、結果的には幸せでした。今、私が楽しくオタク生活を送れているのは、ここで出会った同志達がいるからです。

しかし、見える世界が広くなった分、追いかけたい範囲も広くなりました。追いかけたい範囲が広くなった頃、潤くんは更なる活躍を見せるようになりました。

そしていつしか、潤くんを追いかける私は、学生生活に追われるようになり、学生生活に追われた私は、潤くんを追いかけられなくなるようになりました。

 

そんな中、YouTubeNEWSのパフォーマンス映像*1を目にしました。4人が円になってかっこよくダンスをし、その後に響かせた美声に心を奪われました。そもそもNEWSの事は「山Pが居たグループ」としか思っていなくて、チャンカパーナを踊る同級生を見ながら「なんか面白い歌だね」と笑うような、それくらい隅っこに居た存在でした。それなのに、4人で歌う姿がかっこよくて、バラエティで見せる姿がどこか「宿題くん」を彷彿とさせて、仲の良さもかっこよさも、かつて私が追えていた頃の嵐と被って見えて、一気に好きになっていきました。4人の中でも、特に赤髪の人の柔らかで可愛らしい笑顔に惹かれました。2017年春、増田貴久を知りました。

 

2018年、私は嵐よりも先にNEWSのFCに入会しました。というのも、母親がどっぷり加藤シゲアキにハマったからです。バイトも許されていない学生にとって、親の財力は大きくて、あっさり私の名前で入会してしまいました。今思えば、2018年はFC初年度にして、FCの有益さをダイレクトに感じられた1年でした。入会後、すぐに応募した春ツアーが当選、しかもトロッコ真横のアリーナ席という神席を引き当てました。ずっと画面の中の存在で、手の届かない距離にいた増田くんが、手を伸ばせば触れられそうなくらい近い距離で真横を通過していきました。テレビで見るより広い背中と、予想以上に大きな靴に圧倒されて、通過後、こちらのブロックに振り返って手を振ってくれた記憶が今も残っています。涙で歪んで不透明な、けれども、鮮明で、鮮烈な想い出として、強く脳裏に焼き付いています。夏には、増田くん主演のミュージカルに当選しました。ライブ会場に比べるとかなり小さなキャパシティの中、私の自名義は本当によく頑張ってくれたと思います。全身全霊でジャニーズを背負う増田くんを見て、" もっと応援したい " と思うようになりました。

この頃の嵐は、既に国民的アイドルでした。複数ある冠番組も、紅白のトリも、五大ドームツアーも、シングルのリリースも、" 当たり前 " じゃないことを " 当たり前 " かのようにこなす5人が、少しずつ私の中で遠ざかっていった気がします。嵐という存在が大きくなりすぎて、私が見ていなくても嵐は成長し続けることに、ほんの少し寂しさを覚えました。

それでもやっぱり嵐が好きだから、潤くんが好きだから、リリースされた作品は欠かさず買ったし、毎週のバラエティ番組も、出来る限りリアルタイム視聴を心がけていました。

だけど次第に、受験が近づいてきて、趣味の時間を取れなくなって。どちらかを選ばなくてはいけなくなった時、私はNEWSの方を選んでいたような気がします。もっと知りたい、もっと観たい、もっと聴きたい。オタク初期段階にありがちな " 新規絶賛満喫期 " を楽しんでいました。 

 

2019年、受験を終え、バイトが許されるようになってから、私はようやく嵐のFCに入りました。やっと長年の夢が叶ったのだと、これから私は潤くんに幸せにしてもらうんだと、2018年のNEWS満喫イヤーを思い出しながら、意気揚々と未来へ胸を踊らせていました。

嵐のFCに入った翌日、私のメールボックスに初めてFC動画のお知らせが届きました。

2020年12月31日を以て、嵐は活動を休止する。

高校で出会えた唯一の同志と翔くんのお誕生日会をした翌日、2019年1月27日の事でした。

 

2019年1月27日。 - ゆるまる〜ゆるっとまるっと〜

 

2019年5月5日、3度目になるNEWSのコンサートへ行きました。スタンド席だったにも関わらず、増田くんから人生で初めてのファンサを受けました。

「コンサートで来てくれるお客さんには、全員と目を合わせるようにしてる」

彼の、いつかの言葉が頭の片隅から零れてきた瞬間でした。

2019年6月23日、初めて嵐をこの目で見ました。初めて無茶もしました。ずっとずっと潤くんだけを見てて、やっぱり潤くんが好きなのだと、愛を再認識しました。

2019年7月4日、大好きな増田くんのお誕生日近辺は、ドラマ出演に伴う宣伝番組出演や雑誌掲載で、メディア出演が潤っていました。ほぼ毎日増田くんを見て、好きな人が注目される喜びを久しぶりに感じました。

2019年8月30日、ご縁あって潤くんBD当日に、念願の初コンサートへ足を運びました。ひたすらに幸せな時間だった。開演前、紫一色に染まった会場を見て、私の好きな人はこんなに沢山の人から愛されているんだなあと思うと、まだ何も始まっていないのに涙が零れてきました。

2019年、今までで1番嵐を身近に感じられた1年でした。それと同時に、どこか終わりに向かって活動を閉じているようにも感じる1年でした。

 

 

そして迎えた2020年。世界全体で思いがけない足止めを食らい、私は生まれて初めてのメンバー脱退を経験しました。また逆風に立たされてしまったような、そんな3人の背中を押したいと強く思いました。増田くんの活躍をもっと近くで見ていたい、増田くんを応援したいと、今までより強く感じるようになりました。

 

2020年に入ってからの嵐の活動は、正直あまり追えていません。3月に入る予定だった展覧会が中止になったあの時から、私は自然と嵐を敬遠するようになっていました。先が見えない毎日を送る中、展覧会へ行けなくなったショックと、このまま2020年が終わってしまうのではないかという不安に駆られだしたからです。5月に開催される予定だった国立競技場でのコンサートの延期が決まってから、その不安はより濃いものへと変わっていきました。

 

私は、今の嵐を避けることで、嵐を永遠のままにしようとしてきました。Twitterは本当に色んなことを教えてくれます。先日、2020年の50%が終わったことを知りました。私が嵐と過ごせる日数も、もう50%無い現実を突きつけられました。バラエティ番組で穏やかに笑う嵐を見る度に、ドキュメンタリーで真剣な表情をしながら"ファン優先"の姿勢を貫き続ける嵐を見る度に、REBORNと称した過去のシングルが再リリースされる度に、ファン想いなSNSの投稿を見る度に、FC限定の文字を見る度に、どんどんどんどん、嵐が終わりを迎えていくんだと思い知らされて、勝手に苦しくなって、勝手に寂しくなって、

 

勝手に"終わり"だと思い込んでいる自分が嫌で、たまらなくて。

 

 

潤くんへ。

潤くんを知って、潤くんを好きになって、もう10年は経ちました。今思えば、私が10歳の時のお誕生日プレゼントとして買ってもらった「ARASHI Anniversary Tour 5x10」のDVDが、私にとって初めての嵐の作品でした。あれから9年経って、嵐が20周年を祝うコンサート、しかも大好きな潤くんのお誕生日当日のコンサートが、私にとって初めての嵐のコンサートになった事を、今でも数奇的な運命だと信じて止みません。

 

私の人生をここまで彩ってくれて、ありがとう。

私の人生を何度も救ってくれて、ありがとう。

私の人生を豊かなものにしてくれて、ありがとう。

 

私の人生の中で、最も大好きだった人になってくれて、本当に、本当に、ありがとう。

 

私が潤くんを知った時の、あの時の感情を"恋心"と呼ぶのであれば、今はもう、その"恋心"はありません。

でもまだ、潤くんの事は大好きで、きっと今の感情は"愛"と呼ぶのだと、そう思っています。

これから先の未来で、潤くんがどんな夢を描いてくれるのか、どんな世界を魅せてくれるのか、密かに楽しみにしています。

潤くん、どうかお幸せに。

 

 

…………

 

 

っていう具合にね、担降りブログ的なものを書いてみたんですけどね、

 

まあ担降りはしないよね。(結局)

 

やっぱり、一生潤くんの事が好きなんだわ。

だってまず、顔が細胞レベルで好きなんだもん。(そこ)

 

ただ、今恐れているのは、私が担降りする前に、潤くんが表舞台から降りてしまうんじゃないかなってこと。その時は私も潔く担降りする。潤くんの熱量も仕事に対する姿勢も演出力も全部好きだけど、なんてったって顔が好きなので、潤くんの姿が見られないお仕事(e.g.Jr.の育成や舞台演出)まで追いかけられる自信が無いもの。(顔面至上主義かよ)

 

潤くんには、いつまでも歌って踊って輝いて、翔くんの言葉を借りるとするなら「ステージ上終身雇用」で居て欲しいんだよ。

先週のしやがれの、メンチカツを熱がる潤くんがびっくりするくらい可愛くて仕方なくて、あれ見た時に「えっしゅき…トゥンク(胸の高なる音)」ってなったんだけど、これはきっと嵐の松本潤だから魅せてくれる表情であって、松本潤では見られない表情だと思ったんだ。

つまり私は、半年を切った今でも、まだ嵐に夢を見ていたいってわけ。まだ嵐と見たい夢があるってこと。

 

先述した通り、私は2020年に入ってからの嵐の活動をほぼ追えていません。仕事が忙しいのもあるし、増田くんばかり見てるのもあるから。*2

だけど、担降りなんか出来る気がしなくて、そもそもその発想が無いから、

きっとこれからも、こんな感じで、2020年に抗いながら残り半年を過ごすんだろうなと思います。

 

そんな決意表明(?)でした。

 

タイトルは「恋人ができたんだ / My Hair is Badの一節から取っています。

 

恋は薄まって でも愛はまだ残っているよ

もう会えないよ だって

恋人ができたんだ

 

※なお、恋人は微塵もできておりません。

*1:少プレのQUARTTETO

*2:24時間テレビメインパーソナリティまで決まってしまって、2020年は増田イヤーだね、おめでとう🥳✨