ゆるまる〜ゆるっとまるっと〜

好きって気持ちでいっぱいです。

それぞれのSTORYも終わらない.

お題「NEWSアルバム『STORY』レビュー」

STORY (通常盤) (CDのみ)

STORY (通常盤) (CDのみ)

  • アーティスト:NEWS
  • 発売日: 2020/03/04
  • メディア: CD
 

前回に引き続き、NEWSのアルバムSTORYのレビューを書いていきます!

 

増田くんのミュージカルが決まり、加藤くん脚本の戯曲が発表され、歓喜に湧いたのもつかの間、NEWSを含む多数のジャニーズグループが3月末に予定されていたコンサートを中止するという事態にもなり…

大変な時期ではありますが、皆で今を乗り越えていけたらいいなと思います。がんばろうね。

 

さ、レビュー書いてくぞ〜〜〜〜〜!

 

《増田貴久》

今までのソロの中で1番J-POPみがあるのに、聴いてると泣きそうになってくる。純粋なバラードでは無いのに、それと同等の穏やかさがある。GReeeeNさんがかけた魔法なんだろうな。増田くんの持つ独特の温かみのある歌声が、優しいメロディと掛け合わさって、じわじわと心の奥で広がっていく感じ。静かな水たまりに1粒水滴が落ちて、ゆらゆらと水面を揺らしながら少しずつ波紋が広がっていくような、そんな緩やかな広がり方をしていく。
月の綺麗な夜だからと歌詞にもあるように、この歌を歌ってる増田くんは「夜」に存在しているんだよね。だから、この楽曲が持ってる明るさは「月明かり」みたいな、ぼんやりと朧気で柔らかくて不確かな感じがする。
「愛」はお互いがお互いを想い合うことで成立する「確かなもの」であるのに対して、「戀」は一方通行で相手に届かない事だってある「不確かなもの」。
「月明かり」は僕をハッキリ照らしてくれている訳じゃない。でも、確かに光は感じられる。
この「確かな不確かさ」がまさに「戀」という感情を表しているのかな、と思ったり。
イントロや間奏部分に入っている、鳥の鳴き声のような、遠くで吹く風のような、そういう音がきっと穏やかさを演出してるんだろうな。
増田くんの伸びやかな歌い方を存分に楽しめる楽曲を久しぶりに聴いた気がする。ずっとこの歌を、この増田くんのソロ曲を聴いていたい。
歌っている時の増田くんは、一体どんな表情を浮かべているのかな。誰のことを想いながら歌うのかな。
曲を聴きながら終始増田くんへの想いを募らせていた私は、間違いなく増田くんへ「戀」をしている。

明日も会いたい 涙はこうして溢れる

これはもう…ライブ期間中の私やんけ…(号泣)
こういう事か…無駄に自分と重ねてしまったのはここで共感が強まりすぎたからだったのか………………

 

 

Narrative加藤シゲアキ

これだけ「S」を全面的に出してるアルバムでまさかの「N」スタートなのに、単語の意味合い的には「STORY」と被るって、本人の言葉を借りるとどこまでもシゲシゲしいなと。笑。
歌詞の中にStoryという単語こそ出てくるものの、終始世界観が濃くて頭では全く理解が出来ない。
ただ、初めて聴いた時、脳内には映画のようなワンシーンが開かれていた。傷だらけのフィルム映画を見ている気分。ハッキリとした何かが見える訳じゃないけど、そこには何かが映っているような気がする。遠い昔の記憶を辿っているみたいな、回想シーンみたいな、はたまた、サイレント映画みたいな。音楽を聴いてるのに浮かんだ映像がサイレント、って不思議な感覚だった。

加藤くんが書いた曲を聴いていると、何故か自分のことのように思える瞬間が多々ある。クローバーの詞にしろ、世界(1つ前の加藤ソロ)にしろ、どこか他人事な気がしない。今回のNarrativeも、歌詞の内容をしっかりと読み解けてる訳では無いものの、自分と向き合って自分の中の「過去」を模索しているような体験に陥った。聴き続けてたら何かが見えてきそう、まで思った。
と、まあカッコつけてみたけどこれに関しては100聴いても私は1すら理解出来ない気がする。そもそも理解しようとしている事が過ちな気もする。Don't think, feel.
とりあえずシゲアキのクラウド読むわ(レビュー諦めました)
ところで、デウス・エクス・マキナ、めちゃくちゃ聞いたことある名前だなって思ったら、過去に私がのめり込んでいたゲームに出てくるキャラクターの名前でした。「想像を失った時、人類は滅亡する」みたいなセリフを言う敵だったと思う。思い出した時、エッ…シゲちゃんもしかしてプレイヤーだったん…?とか思ったけど、本当は演劇用語なんだって。絶対こっちの意味で使ってるじゃん。(当たり前や)

 

劇の内容が錯綜してもつれた糸のように解決困難な局面に陥った時、絶対的な力を持つ存在(神)が現れ、混乱した状況に一石を投じて解決に導き、物語を収束させるという手法

 

(引用元: デウス・エクス・マキナ - Wikipedia

 

 

STAY ALIVE 小山慶一郎
きゃ〜〜〜〜〜〜〜慶一郎さんのエッチ〜〜〜〜〜〜〜!!!(IQ5)
ちょっと今流行りのダーク気味なEDMかなってイントロだったのに。急に色気爆発させるじゃん。吐息がエッチすぎてダメ。これはもう脱いだ。イントロで分かる。脱いだ。
と思ったら、サビがめちゃくちゃ軽くてびっくり。サビになったら服着て歌って踊ってた。DANCIN ' TO MEの再来を感じた。
闇の中を迷ってもがいて足掻いて、やっと手にした光が一気に輝き出して、照らして、明るい世界が広がっていって。
メロディからそんなイメージが浮かんだんだけど、歌詞の内容がまさにそんな感じだった。
かねてより、小山くんから出てくる言葉はどれも明るくて希望が詰まってるな、とつくづく思っていた。小山くんを見ていると「たのしいことは共有して、かなしいことは自分だけ」という言葉が浮かんでくる。意図的なのか無意識なのかは分からないけど、小山くんからネガティブな発言を聞いた事があまり無い。小山くん自身がネガティブだという印象も薄い。

かと言って、自分を取り巻く様々な環境を全て楽観視しているようには見えない。むしろ誰よりも感受性豊かに見える。苦痛、悲哀、憂鬱、あらゆる「マイナス」を無視する事無く、しっかりと確実に受け止めているように思える。受け止めた上で、その中から希望を見つけて出している気がする。
だから今回の歌詞を読んだ時、今までのソロの中でもネガティブな意味を持つ言葉が多く入っていることに衝撃を受けた。
I was alone.(僕は1人だった)
Can I still live here?(まだここに居続けていいのかな)
もっと踏み込めば「もうここに居ることは出来ないんじゃないか」とまで読める。
But since I know you(でも貴方を知っているから)
I wanna live for you.(貴方のために生きたい)
誰よりも優しい小山くんの、深い部分を垣間見た気がする。これまでに小山くんが感じてきた様々な感情を小山くんなりに正直に書き綴ったのかな、と思った。

あなたのヒカリになりたい
共に寄り添って前に進みたい
特にこの2箇所なんて絶対小山くんが書いてるじゃん、って思った。相変わらず愛が激重い慶一郎。私も一緒に進みたいよ、共に前へ進んでいこうね( ;ᯅ; )

よし、イントロがエッチだったからもう1回聴いてこよう。(こら)

 

 

プロポーズ手越祐也
〜全国の子猫ちゃん、正妻のお知らせ〜

雨の日も 風の日も 君が悲しんでる時も
絶対 僕が守るから
お願い ずっと一緒に居てください
これからもどうぞよろしくね 僕を

この素朴で素直な言葉を並べて、ありふれた最高の幸せを描いた手越くん、君は本当に素敵な楽曲を書くよね。
今回のソロ曲は手越くんの『実はとっても真面目であたたかくてピュアな部分』が沢山出てる気がしてる。

出会ったあの日 何も僕は出来なかった

手越ソロと言えば、年齢規制かかりそうなヤバヤバソング(ex.Addict)か、純真恋愛ソング(ex.あなた)かの2択になりがちなんですけど、今回は見事に後者どストライク、女の子全員お姫様にしちゃうぞソングに仕上がってるんですよねえ。手越くんが歌う恋愛ソングって大体失恋してる(ex.プラトニック)のに、これはもう幸せのオーラしか出てない。

でもね 本当は この想い 抑えられなくて

妬みも嫉みも一切無い。誰が聴いてもあたたかくて心地よい気持ちになれる。そんなウェディングソングになってる。グループ活動16年目にして、ようやく素敵な純愛の歌が完成しました、って感じ。

好きで 好きで どうしようもなく

いや、今までのソロ曲もめちゃくちゃ好きだったよ??I'm comingとか手越くんが出せる限界を限界まで極めてたと思うし(あえてナニとは言わない)、ENCOREとか手越くんの歌唱力を存分に味わえる大失恋ソングになってたし、DoLLsは歌そのものから演出まで全部かっこよくて超好きだったし、

言った言葉 覚えてる?
「僕と付き合ってください!」

雨の〜日も風の日も〜君が悲しんでる時も〜〜〜〜〜

…ハッ!危うかった!ゼクシィ片手に式場選ぶところまでいってた!!!

ってなる歌です。(いや分からんわ)

とにかくずっとずっと手越くんが可愛い。NEWSの手越祐也というより、テゴマスの手越祐也、って感じ。
Addict振りの作詞作曲でコレ書いてくる手越くん、何があったんや…とか
壊れるほど抱いてやるから始まって綺麗な嘘で抱いて嘘に塗れて心失いそうなに続いてロポーズってさすがに情緒不安定過ぎんか…とか
色んなことを考えてしまうけど、大抵「僕と付き合ってください!」でキレイさっぱり流れていく。
今目の前にいる手越くんがこんなにピュアで可愛らしくて愛おしい存在なんだもの。今までを思い出して云々言ってる時間があったら、この手越くんと向き合って愛を返してあげようよ!
という気持ちになる。

今後のオタク人生において、この言葉を私は肝に銘じておきたい。

手越祐也ボジョレーヌーヴォー

 

 

ハア!書ききったよ!!!!!!!

思いの丈を存分に書けて私は大満足です!!!!

 

いつまで経っても始まらないSTORYにモヤモヤを抱きながらも、CDTVスペシャルでエスを披露してくれた時は飛び上がって喜んだし、ジャニーズネットにコメントを掲載してくれた時は会えない辛さを分かち合えた気がして「何これ両想いじゃん」って泣けてきたし、とにかくNEWSとNEWSファンは相思相愛すぎて幸せだな〜って思う機会が増えた期間でした。

 

という訳で会いたみがマシマシなので早く会わせて下さい!!!!